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Steamカプセル画像のベストプラクティス

2026年2月7日
7分で読めます

Steamストアページで、ユーザーが最初に目にするのはカプセル画像です。 検索結果、おすすめリスト、ジャンル別ページ——どこでも表示されるこの小さな矩形が、 ウィッシュリスト獲得率を左右します。

統計データ: Steam公式の調査では、ユーザーはストアページのカプセル画像を平均わずか1.2秒しか見ません。 この1.2秒で、ゲームのジャンル、雰囲気、品質を伝える必要があります。

このガイドでは、カプセル画像の全規格、サムネイルサイズでの読みやすさ、 色使いとコントラストのコツまで、実践的なベストプラクティスを解説します。

カプセル画像とは

カプセル画像(Capsule Image)は、Steamがゲームを表示する際に使用する一連のサムネイル画像です。 ストアページのメインビジュアル、検索結果、フロントページ、ライブラリなど、 あらゆる場所で異なるサイズのカプセル画像が使用されます。

重要なのは、これらの画像はすべて個別に最適化する必要があるという点です。 1枚の画像を自動リサイズしても、サムネイルサイズで読めない、 縦長と横長で構図が崩れる、といった問題が発生します。

全規格一覧

Steamが要求するカプセ画像規格は以下の通りです。最低限、太字の4つは必須です:

Header (920x430)

ストアページの最上部に表示される横長のメインビジュアル。 ゲームの世界観を伝える最大の表示領域。

Small Capsule (231x87)

検索結果やリスト表示で使用される、最も小さい横長画像。最重要規格。 この小さなサイズでタイトルロゴが読めるかが勝負。

Main Capsule (616x353)

フロントページやジャンル別ページで使用される中サイズの横長画像。 HeaderとSmall Capsuleの中間サイズ。

Library Capsule (600x900)

ライブラリのグリッド表示で使用される縦長画像。 横長画像とは異なる構図が必要(縦に長いため、上下にロゴとキャラクターを配置するなど)。

Library Hero (1920x620) — オプション

ライブラリの詳細表示で使用される横長画像。美しい風景ショットなど、 ゲームの雰囲気を伝えるアートワーク向け。

Logo (None) — オプション

透過PNG形式のロゴ。ライブラリのカルーセル表示などで背景画像の上に重ねて表示される。

サムネイルサイズでの読みやすさ

最も重要な規格はSmall Capsule (231x87)です。 この小さなサイズで、タイトルロゴが読めるか、ゲームのジャンルが一目で分かるかが、 クリック率を左右します。

3メートルテスト

プロのデザイナーが推奨する「3メートルテスト」を実施しましょう:

  1. Small Capsule (231x87) を画面に表示する
  2. 3メートル(約10フィート)離れた場所から見る
  3. タイトルロゴが読めるか、ジャンルが分かるかをチェック

読めない場合は、以下の改善を試してください:

フォントサイズを大きくする

231x87のサイズでは、最低でも高さ30-40ピクセルのロゴが必要です。

コントラストを上げる

ロゴの背景に半透明の黒背景を敷く、アウトラインを追加するなど。

情報量を減らす

タグライン、リリース日、キャラクター名などの不要な情報を削除。 タイトルロゴと1つのキービジュアルだけに絞る。

良い例・悪い例

悪い例

  • タイトルロゴが小さすぎて、231x87サイズで読めない
  • 背景画像が複雑すぎて、ロゴが埋もれている
  • 色数が多すぎて、一目でジャンルが分からない
  • タグライン、キャッチコピー、リリース日など、情報を詰め込みすぎ
  • Library Capsule (600x900) を無理やり231x87に圧縮して使用

良い例

  • タイトルロゴが大きく、3メートル離れても読める
  • 背景はシンプルなグラデーションか、ぼかしたキービジュアル
  • ロゴと背景のコントラストが高い(白ロゴ+暗い背景、または逆)
  • ジャンルが一目で分かる色使い(ホラー=暗赤、SF=青/紫、ファンタジー=緑/金)
  • 各規格に合わせて個別に構図を調整(縦長は上下に配置、横長は中央に配置)

色使いとコントラストのコツ

カプセ画像の色使いは、ジャンルの期待値とブランド認知に影響します。

ジャンル別の色パターン

Steamの成功作を分析すると、ジャンルごとに支配的な色パターンがあります:

ホラー

暗赤、黒、灰色。コントラストは低め(不気味さを演出)。

SF / サイバーパンク

青、紫、ネオン色。高コントラスト(未来感を演出)。

ファンタジー

緑、金、茶色。自然な色合い(冒険感を演出)。

パズル / カジュアル

明るいパステルカラー、多色使い(楽しさを演出)。

重要: ジャンルの期待値から大きく外れた色使いは、ユーザーに混乱を与えます。 例えば、ホラーゲームで明るいピンクを使うと、「可愛いカジュアルゲーム」と誤解され、 ターゲット層にリーチしません。

タイトルロゴの配置ベストプラクティス

タイトルロゴの配置は、規格ごとに最適化する必要があります:

  • 横長画像(Header, Small, Main): ロゴは中央または上部1/3に配置。下部はキャラクターや風景で埋める。
  • 縦長画像(Library Capsule): ロゴは上部1/3に配置。下部2/3にキービジュアルを配置。
  • Small Capsuleの特例: サイズが小さいため、ロゴのみに絞る(キャラクター等は削除)。

SteamLensの画像分析機能

SteamLensは、カプセル画像の存在チェックと視認性診断を自動で行います。 診断結果では、以下の項目をチェックします:

  • 全規格の画像が存在するか
  • Small Capsuleで文字が読めるサイズか(推定)
  • Library Capsule(縦長)が横長画像の使い回しでないか

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